YouTubeショートの再生回数とは?伸びない原因と増やすための考え方

YouTubeのショート動画とは、60秒以内の縦型動画を投稿できる機能で、TikTokのように次々と再生されるのが特徴です。
本記事では、YouTubeショート動画の再生回数のカウントや、平均再生回数、再生回数が止まる主な原因などについて解説します。
この記事を最後まで読めば、YouTubeショート動画の運用に関する理解が深まり、再生回数のアップにつなげられるでしょう。
YouTubeショート動画の再生回数を伸ばして、自社のブランド認知拡大や売上向上を目指したい担当者はぜひ参考にしてください。
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そもそもYouTubeショートの再生回数はどうカウントされるのか?

YouTubeのショート動画はスマホで気軽に視聴でき、YouTube側がショート動画に注力しているため、長尺動画に比べて爆発的な再生回数を狙えます。
動画の尺も短く、手軽に製作しやすいのもメリットの一つです。
そもそもYouTubeショートの再生回数はどうカウントされるのか、以下の内容について解説します。
- 再生回数カウントの仕組み
- 同じ人が何度か見た場合の扱い
- 通常動画との再生回数の違い
再生回数カウントの仕組み
これまでYouTubeのショート動画は、一定の秒数が経過してから「再生された」とカウントされていました。
そのため、再生回数としてカウントするためには、視聴者に一定の秒数再生してもらわなければなりませんでした。
しかし、2025年4月以降は、再生された瞬間から再生回数がカウントされるようになりました。
そのため、冒頭の1~2秒で視聴者の興味を引ければ、再生回数を伸ばすことが可能です。
同じ人が何度か見た場合の扱い
同じユーザーがショート動画を何度も見た場合、基本的には再生回数としてカウントされるケースが多いです。
しかし、短時間のうちに繰り返し視聴すると再生回数が制限される可能性があります。
つまり、視聴回数を増やすために自分の動画を繰り返し視聴しても、視聴回数が伸びるわけではなく、広告収益が増えることもありません。
通常動画との再生回数の違い
通常動画では視聴者によって再生ボタンが押されると、再生回数としてカウントされます。
一度再生した後に、視聴者の意図によってリプレイされた場合もカウント対象です。
以下のようなケースは視聴者の意図を伴わない低品質の再生としてみなされ、再生回数としてカウントされません。
- 短時間の連続リロードや自動再生
- 外部からのAPIコマンドによる強制再生
「不正」もしくは「低品質」と判断された再生は、YouTube側によって除外・調整されるので注意が必要です。
YouTubeショートの平均再生回数はどれくらい?

YouTubeショートの平均再生回数は、チャンネル規模やジャンルによって異なります。
しかし、平均値の目安を把握しておけば、現状が改善余地のある段階なのか、戦略的に問題ない水準なのかを冷静に判断しやすいです。
YouTubeショートの平均再生回数はどれくらいなのか、以下の通りに解説します。
- チャンネル規模別の平均再生回数の目安
- BtoBチャンネルで平均再生回数が低くなりやすい理由
チャンネル規模別の平均再生回数の目安
YouTubeショート動画の平均再生回数は、正確なデータとして公表されていません。
アカウントの規模や動画の内容、投稿のタイミング、ターゲット層など多くの要素が再生回数に影響するためです。
統計的には、チャンネル規模別の平均再生回数の目安は以下のような傾向があります。
- 登録者数100人未満:50~150回前後
- 登録者数1,000人未満:300~500回前後
投稿本数やチャンネル登録者数が少なくても、ユーザーのニーズを満たしていれば、再生回数が増えやすいです。
BtoBチャンネルで平均再生回数が低くなりやすい理由
芸能・エンタメやコスメ・美容、食品・飲料、ファッションなどトレンド要素を含むショート動画は、若年層によく視聴されるため、いわゆる「バズりやすい」ジャンルです。
その一方で、BtoBチャンネルは以下のような理由から、平均再生回数が低くなる傾向にあります。
- そもそもターゲットとなる母数が少ない
- 短時間で情報を伝えきれない
- 難解な内容だと読者の離脱を招く
しかし、BtoBはニッチなジャンルである分、再生回数そのものが少なくても、ユーザーにリーチできれば認知やCV獲得につながりやすいのがメリットです。
再生回数が100回・1000回・1万回で止まる理由

再生回数はどれだけユーザーにリーチできたのかという指標になります。
しかし、ショート動画を運用していると、再生回数が伸び悩むケースは珍しくありません。
再生回数が100回・1000回・1万回で止まる理由として、以下の通りに解説します。
- 100回前後で伸び悩む理由
- 1000回前後で伸び悩む理由
- 1万回前後で伸び悩む理由
100回前後で伸び悩む理由
YouTubeのショート動画は、100回、500回、1,000回と段階的に表示先が広がるように設定されているため、再生回数に伸び悩むタイミングが訪れます。
ショート動画を運用するうえで、100回再生は目指したい最初のラインです。100回再生されたうち、視聴維持率が高ければ、次の段階に進みやすくなります。
しかし、再生回数が100回前後で伸び悩む場合、初動評価でつまづいているケースが多いです。ショート動画は少数の視聴者に配信され、視聴維持率や離脱率が低ければ露出が減ります。
冒頭で結論やメリットが伝わりきらないと、すぐに視聴者にスワイプされてしまうため、それ以上拡散されないません。BtoB動画では前置きが長くなりがちなため、「誰向けの動画か」「何が得られるか」を冒頭で明確にしましょう。
1000回前後で伸び悩む理由
再生回数が1,000回を超えた動画は、拡散候補としてバズる可能性が出てきたフェーズです。
しかし、伸び悩んでいるのであれば、初動の評価は一定クリアしているものの、視聴維持率や完視聴率が平均的な状態にとどまっていると考えられます。
内容自体は悪くないものの、「情報量が多すぎる」「メッセージ性が弱い」などの理由により、動画途中で離脱されてしまうと、バズるフェーズに進めません。
BtoBでは「情報を詰め込みすぎない」「1動画1メッセージ」を意識し、アルゴリズムの評価を上げましょう。
設計や投稿のタイミングといった改善次第で、1万回以上の再生回数も視野に入ってきます。
1万回前後で伸び悩む理由
ショート動画で1万回以上再生されると「プチバズ」と呼ばれ、アルゴリズム上は成功したと言えます。
しかし、1万回前後で伸び悩む場合、視聴者層の広がり不足が挙げられるでしょう。
例えば、内容が専門的すぎると関連性の高い限られたユーザーから視聴されますが、爆発的な拡散は狙えません。
BtoBチャンネルでは、専門性を保ちつつも「誰でも理解できる例え」や「共通の課題」を入れることで、次の拡散ゾーンに乗りやすくなります。
投稿から24~48時間で急激に再生回数が伸びると、「注目動画」として多くの視聴者に拡散できるため、再生回数の増加スピードにも目を向けましょう。
また、バズった動画は、より多くの視聴者にリーチできる大きなチャンスです。
説明文やコメントで関連動画を表示させたり、バズった動画のテーマや構成を活かした長尺動画を投稿したりと、次の動線へ促すことが大切です。
YouTubeショートの再生回数が止まる主な3つの原因

「適切な運用を心掛けているはずなのに、YouTubeのショート動画の再生回数が伸びない」と悩むBtoBの担当者は少なくありません。
実はYouTubeショートの再生回数が伸び悩む背景には、共通する原因があります。
YouTubeショートの再生回数が止まる主な3つの原因は以下の通りです。
- 初動視聴率・視聴維持率が低い
- 内容と視聴者ニーズが合っていない
- 同じテーマ・同じ構成の繰り返し
上記3つの原因を解説するので、当てはまる原因はないか確認してみましょう。
初動視聴率・視聴維持率が低い
YouTubeのショート動画の再生回数を伸ばすには、「初動視聴率(投稿直後にどのくらい視聴されたか)」や「視聴維持率(どれだけ動画全体が視聴されているか)」が重要です。
投稿後すぐに再生回数が増え始め、視聴維持率が高いショート動画は、再生回数が伸びる傾向にあります。
投稿後の視聴者の反応が良いと、YouTube側が「良質な動画である」と判断するため、より多くの視聴者に露出されやすくなるためです。
特に視聴維持率を上げるには、以下のポイントを意識しましょう。
- 視聴者の飽きない構成にする
- BGMや効果音を取り入れる
- 結論やオチは冒頭に盛り込む
初動視聴率や初動視聴率が改善されないまま、動画を投稿し続けても再生回数は伸びません。
投稿後は初動視聴率や視聴維持率を毎回チェック・分析し、動画の質を高めましょう。
また、ショート動画は縦型(9:16)の比率で表示されるので、横画面で構成されていると視聴者が「見づらい」と感じ、視聴維持率が下がる原因です。
ショート動画は長尺動画とは異なり、縦型で撮影・編集しましょう。
内容と視聴者ニーズが合っていない
再生回数が止まる原因として多いのが、発信者が伝えたい内容と、視聴者が求めている情報のズレです。
BtoBチャンネルでは、商品説明や自社視点の話題に寄りすぎると、視聴者の課題解決につながらず離脱されやすくなります。
「自分に関係あるか」を視聴者は瞬時に判断するため、ターゲットを明確にし、視聴者目線のテーマを設定することが重要です。
また、コメントの内容や「いいね」の数をチェックし、動画内容と視聴者ニーズが合っているかしっかり確認しましょう。
同じテーマ・同じ構成の繰り返し
一定期間ショートを投稿していると、同じテーマや構成を使い回してしまいがちです。
成功した動画フォーマットを横展開しすぎて、再生回数が徐々に落ちていくケースも少なくありません。
しかし、視聴者だけでなくアルゴリズムも、類似性の高い動画を低く評価する傾向があります。
再生回数の停滞を打破するには、「切り口を変える」「構成を入れ替える」など、小さな変化を加え、視聴者が毎回視聴したくなるような動画の投稿を心掛けましょう。
もちろん、取り扱うテーマが固定されていないと、視聴者のニーズに合わない動画も投稿されてしまい、チャンネル登録者の減少につながります。
テーマは統一性を持たせ、視聴者の好みに合ったチャンネルの運用を心掛けながらも、視聴者にとって有益な情報もしっかり盛り込み、登録者離れを避けましょう。
YouTubeショートの再生回数を増やすための改善ポイント

YouTubeショートで再生回数を伸ばすには、アルゴリズムに評価されやすいポイントを押さえることが大切です。
YouTubeショートの再生回数を増やすための改善ポイントとして、以下の内容を解説します。
- 冒頭1〜2秒で離脱させない構成
- 1本1メッセージ設計
- 投稿本数の増加
冒頭1〜2秒で離脱させない構成
ショート動画では、最初の1〜2秒が再生回数を左右すると言っても過言ではありません。
冒頭で興味を引かなければ、すぐにスワイプされてしまい、最後まで視聴してもらえなくなるためです。
動画のサムネイルやタイトルが表示された回数に対して、クリックされた割合を「インプレッションクリック率(CTR)」と言い、CTRが高いユーザーは動画への興味が高いです。
ショート動画は自動でサムネイルが設定されることが多いため、タイトルや冒頭の1~2秒で読者を引き込めるように、結論やインパクトのある事実は最初に提示しましょう。
例えば、「◯割の企業が失敗している理由」など、視聴者が自分ごと化しやすい表現を入れることで、離脱防止につながります。
1本1メッセージ設計
再生回数が伸びないショート動画は、1本の中に情報を詰め込みすぎている場合が多いです。
特にBtoBでは背景や根拠、解説などたくさんの情報を盛り込みたくなりますが、ショート動画では逆効果になります。
「今日は◯◯だけ覚えてください」という明確な軸を作ることで、視聴維持率が上がり、アルゴリズム評価につながりやすいです。
1つの動画で伝えるメッセージは1つに絞り、詳細な内容も伝えたい場合は別動画や通常動画、概要欄へ誘導しましょう。
投稿本数の増加
動画の完成度にこだわりすぎて投稿頻度が下がると、YouTubeのアルゴリズムから評価されにくくなります。
その一方で、投稿頻度が高ければアルゴリズムに評価され、露出が自然と増え、再生回数のアップにつながるでしょう。
毎日の投稿が望ましいですが、難しいようであれば最低でも週3回の投稿がおすすめです。
また、実際に投稿する際はユーザーから視聴されやすいタイミングを意識しましょう。
- 7~9時:通勤途中や出勤前
- 19~22時:帰宅途中や退勤後のリラックスタイム
ただし、視聴者層によって視聴されやすいタイミングが異なるので、数週間のテストマーケティングを経て、一番反応の良い時間帯を見つけるのがおすすめです。
YouTubeのショート動画再生回数よくある質問

YouTubeショートを運用していると、「この再生回数は成功なのか」「同じ人にばかり表示されていないか」など、判断に迷う場面が多いです。
Youtubeのショート動画再生回数のよくある質問として、以下の3つの質問にお答えするので、疑問の解消にお役立てください。
- YouTubeショートは何回再生されれば成功と言えるのか?
- 同じ人ばかりに再生されるのは問題?
- 再生回数が伸びない場合は削除や再投稿すべき?
YouTubeショートは何回再生されれば成功と言えるのか?
YouTubeショートの「成功」は、単純な再生回数の多さだけでは判断できません。
再生回数は目に見えて分かる指標ではあるものの、ショート動画を運用するうえでのKPIとは異なるものです。
BtoBの場合、いわゆる「バズ」のような爆発的な再生回数にならなくても、潜在顧客にリーチでき、ブランド認知やお問い合わせ、資料請求といった成果につながっていれば成功と言えます。
同じ人ばかりに再生されるのは問題?
ショートが同じユーザーに何度も表示されること自体は、必ずしも問題ではありません。
YouTubeは、関心度が高いと判断したユーザーに優先的に配信する仕組みを持っています。
しかし、再生回数が一定数で止まり、新しい視聴者に広がらない場合、構成やテーマを変えるなど、より多くのユーザーに視聴してもらえる工夫が必要です。
再生回数が伸びない場合は削除や再投稿すべき?
再生回数が伸びないからといって、すぐに削除する必要はありません。
初動視聴率は重要ですが、投稿から24~48時間で急激に再生回数が伸びると、アルゴリズムからの評価が高まり、視聴者に露出されやすくなります。
時間が経ってからアルゴリズムに再評価され、急に再生回数が伸びるケースも多いです。
その逆のパターンとして、ショート動画はトレンドが移り変わりやすく、どんなにバズった動画でも、数日で再生回数が伸びなくなる場合もあります。
再生回数が伸びない動画であっても、基本的には残したまま、改善点を次の動画に反映するのがおすすめです。
1本の動画の再生回数に固執したり、焦って運用方法を大幅に変えたりするのではなく、複数本の動画を投稿して再生回数を積み重ねましょう。
まとめ|YouTubeショートの再生回数は設計で変えられる

YouTubeのショート動画は、スマホで手軽に視聴できるため、多くのユーザーにリーチしやすいのが魅力です。
再生回数が伸び悩むフェーズはあるものの、アルゴリズムに評価されやすい設計を意識すれば、再生回数を伸ばすことができます。
特に1万回以上再生される「プチバズ」では、爆発的な拡散が狙えるフェーズです。
ただし、ブランド認知のためにも再生回数は重要ですが、トレンド要素を含まないBtoBチャンネルは爆発的な再生回数を狙うのが難しいとされます。
再生回数が多くなくても、狙った潜在顧客に対してアプローチでき、売上向上につながる成果が得られれば、ショート動画の運用は成功したと言えるでしょう。
